[レポート]NEW LAUNCH! Introducing AWS IoT Events #reinvent #IOT367
ラスベガスで開催中のre:Invent 2018にて「IOT367 - [NEW LAUNCH!] Introducing AWS IoT Events」を聴講してきたのでレポートします。
概要
AWS IoT Events is a new IoT-managed service that allows enterprises with large operations dependent on IoT devices to continuously monitor data from their equipment, applications, and fleets of devices for changes in operation and trigger the appropriate response when events occur.
AWS IoT Eventsは、IoTデバイスに依存する大規模な業務を行っている企業が、機器、アプリケーション、および端末のデータを継続的に監視し、変更が発生した場合に適切な対応を開始できる新しいIoT管理サービスです。
IoT Events monitors inputs from many IoT sensors and applications simultaneously; it can also combine sensor and application data with analytical results, including machine learning from AWS IoT Analytics.
IoT Eventsは、多くのIoTセンサーとアプリケーションからの入力を同時に監視します。 AWS IoT Analyticsの機械学習を含む、分析結果とセンサーとアプリケーションのデータを組み合わせることもできます。
It helps customers reduce costs through efficiency gains, minimize downtime, and improve product quality.
これにより、お客様は効率の向上、ダウンタイムの最小化、製品品質の向上によりコストを削減できます。
IoT Events is applicable to several industries, including device manufacturers, manufacturing plants, power and utilities, shipping, oil and gas, etc. Join us for this session to learn more about the customer benefits of IoT Events, and catch a demo of IoT Events in action.
IoT Eventsは、デバイスメーカー、製造工場、電力およびユーティリティ、船舶、石油、ガスなどのいくつかの業界に適用されます。このセッションでは、IoTイベントの顧客の利点について学び、IoTイベントのデモをご覧ください。
登壇者
- Dominique Fortier - Sr. Software Dev Manager ,AWS
- Sahil Kumar - Senior Manager, AWS IoT ,AWS
- Ram Sastry - NA IoT Consulting Practice Head ,Tata Consultancy Services
- Tolga Tarhan - CTO ,Onica
セッションレポート
Intro
▼このセッションについて
▼このコンテキストのオペレーションイベントって何?
- 機器の故障
- 品質の悪い尺度
- プリエンプティブメンテナンスが必要な機器の摩耗や傷跡
- プロセスの状態(離散入力とMLモデルの組み合わせ)
▼顧客が解決するための問題はなに?
AWS IoT Events
複雑なイベントを大規模に検出し、それに応じてリアルタイムアクションをトリガすることで、ビジネス的なメリットを取得したい、どうやすればいいか?
▼そこで、「AWS IoT Events」
▼主な利点
- 複数のセンサーとアプリケーションを監視
- 同時に重大な事象を検出する。 AWS IoT Analyticsの結果は入力になります
- 等冪と厳密に一貫している
- デバイスとプロセスの状態を管理する
- 即時スケーラビリティ(OEMにとって非常に便利)
- 事前構築された応答のアクションライブラリ
- AWS Lambdaを介して外部システムを起動することもできます
▼「AWS IoT Events」ってどうやって動く?
▼inputはGreengrass、IoT Analytics、IoT SiteWise、IoT Coreなどが対応しています。
事例
キックボードのイベントにAWS IoT Eventsを適応した事例です。
▼ハードウェアの構成はこんな形です。
▼アーキテクチャ
▼ステートによって条件分岐をします。ifが多くかなり複雑な分岐構造をしています。
デモ
▼実際のキックボードが登場し、実演してくれました。
▼実際にキックボードを動かすと画面上の画像が動き出します。10秒ごとのシーケンスをとって、スタートやストップの状態を検知し画面更新されます。
コード
benefits
AWS IoT Events:メリット
- 重要な運用イベントをすばやく検出できる
- 状態を管理することができる
- 既存のソリューションとの容易な統合も可能
- 実証的な結果を出して稼働している
- ごくわずかなコーディングで実装可能、数日で構築できた
検知したあと
▼GUI上で直感的にフローを構築できます。
▼複数のシステムでアクションをトリガーできます
- Amazon Simple Notification Service(Amazon SNS)
- AWS loT Core
- AWS Lambdaを経由した外部アプリケーション
- いくつかの事前処理済みのアクションを含む完全なアクションライブラリ
- DIY
▼偶発性と一貫性
- メッセージを順番に処理し、状態の完全性を保証する。
- 高可用性を確保するが、状態の優先順位付け
- 可用性の一貫性
- メッセージの処理において非常に一貫性があり、
- 最終的には一貫した報告
- メッセージを処理し、近くでアクションを開始する
- リアルタイム
▼タイマーと変数
- タイマー検出器内のタイマーを使用して、タイムアウトやハートビートなどの時間ベースのイベントを検出します(たとえば、特定の信号が受信されるまでの秒数)
-
時間を使った状態管理を行うことができます。
事例2
2つ目の事例、風力発電のタービンの状態検知にAWS IoT Eventsを使用した事例です。
benefit
▼価値をもたらす:
- AWS IoT Eventsは風力タービンの問題の分析をたすけ、根本原因を解決してくれます。
- 何百ものセンサー
- 複数の同時入力変更
- 最小限のコーディングでそれが可能です
-
基盤となる状態管理を心配することなくビジネスロジックを構築し、データの一貫性を担保してくれる
まとめ
複数デバイスの複雑なイベントを検出し、応答することができます。
- AWS IoT Analyticsを含む複数のセンサーとアプリケーションを同時に監視することができます。
-
偶然性と厳密に一貫性があります。
-
自動アクションをトリガする際の信頼性
-
デバイスとプロセスの状態を即座にスケーラブルに管理(OEMにとって非常に便利)
-
AWS Lambdaを介して、外部システムを含むほとんどすべてのアクションをトリガーします。
感想
デバイスの状態によって様々な処理を行いたい場面があるかと思います。AWS IoT CoreのRule ActionとLambdaを使って実装することはできますが、なかなか複雑なことが必要なるかと思います。
AWS IoT Eventsを使えば、状態管理や、一貫性などプログラミングするにはかなり面倒なところを担ってくれて構成をシンプルに、構築する工数を減らせるのではないかなと思いました。